【好き】を言いたい2







「この前、和志がこの学校の女子と、
公園に2人でいるの見たぞ?」










‥っ!!


和志は、なんて答え「それ、お前の勘違い。」


私の心の声よりも先に聞こえたのは、
少し怒りを含んだ和志の声だった。


「礼華‥。」

「礼華ちゃん、教室まで戻ろっか。」


見かねた2人が、声をかけてくれた。




「うん‥。」



トボトボ、歩き出す。



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