医者×看護師
入ってみると、整っている部屋だった。

なんていうか、生活感がないっていうか。

「よいしょ」

涼風をベットに下した。

「はいこれさっきの水。これスポドリ。今日中に2本飲み終えて。
 汗かいてるし、脱水にならないように。」

咲「はい」

「じゃあ俺は帰るな。あっそうだ、スマホ貸して。
 はいこれ。なんかあったら、電話して。」

そういって、帰ろうとしたら、あるものが目に入った。

それは、キレイすぎるキッチンと、エナジードリンクだ。

これはちょっと聞いた方がよさそうだ。

「おい涼風。今日何食べた?」

昼と夜は食べれなかったと思うけど、さすがに朝は食べたよな。

咲「えっと~エナジードリンクと飴です。」

びっくりした。よくそれだけで今日一日持ったな。

「じゃあ、きのうは?」

咲「えっと昨日は、お昼にゼリーとサラダを食べて、家に帰って寝ました」

はぁ。よくそれだけで生きてるよな。

「じゃあ一昨日は?」

咲「一昨日は、お昼と夜にゼリー、お昼にパン1個食べました。」

もうだめだ。

あれ?ちょっと待てよ

「おまえ、一昨日の昼あった時朝食べ過ぎたって言ってなかったか?」

ヤバイと言いたげな顔をしていた。
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