追憶ソルシエール
「じゃあ岩田もう帰んの?」
「うーん、そうしようと思ったんだけどちょっとここで課題してこうと」
せっかくだし明日の英語の小テストでも。家に帰るとやっぱりどうしてもだらけてしまうから。自分の部屋に入りさえすれば机を通り越してベッドにダイブしたくなる。たまにその誘惑に負けてしまう。
「伊吹くんはもう帰るよね?」
「そうだね。残りたいけど今日は一旦?」
「そっか、じゃあ気をつけてね」
「はは、岩田こそ。これは俺が出しとくよ」
「ほんと? ありがとう」
反省文2枚を片手にじゃあね、と振り返る伊吹くんに手を振る。
ふう、と一息ついて英単語帳を取り出す。ちょっと前にテストが返されたばかりだと言うのに、いつもテスト勉強をしている気分だ。
ときどきバイト先でも英語で訊ねられることがあるからちゃんと勉強しなければ。勉強して損はない。
明日分の範囲の単語をひと通り勉強し終えたとき。
「わ、真っ暗だ」
ふと窓の外を見ればもう景色は暗くなっていた。
「帰らなきゃ」
伊吹くんが教室を後にしてどのくらいが経っていたのだろう。お母さんには学校で勉強してくると連絡しておいたから大丈夫だけど、思ったよりも時間が過ぎていたみたいだ。
「うーん、そうしようと思ったんだけどちょっとここで課題してこうと」
せっかくだし明日の英語の小テストでも。家に帰るとやっぱりどうしてもだらけてしまうから。自分の部屋に入りさえすれば机を通り越してベッドにダイブしたくなる。たまにその誘惑に負けてしまう。
「伊吹くんはもう帰るよね?」
「そうだね。残りたいけど今日は一旦?」
「そっか、じゃあ気をつけてね」
「はは、岩田こそ。これは俺が出しとくよ」
「ほんと? ありがとう」
反省文2枚を片手にじゃあね、と振り返る伊吹くんに手を振る。
ふう、と一息ついて英単語帳を取り出す。ちょっと前にテストが返されたばかりだと言うのに、いつもテスト勉強をしている気分だ。
ときどきバイト先でも英語で訊ねられることがあるからちゃんと勉強しなければ。勉強して損はない。
明日分の範囲の単語をひと通り勉強し終えたとき。
「わ、真っ暗だ」
ふと窓の外を見ればもう景色は暗くなっていた。
「帰らなきゃ」
伊吹くんが教室を後にしてどのくらいが経っていたのだろう。お母さんには学校で勉強してくると連絡しておいたから大丈夫だけど、思ったよりも時間が過ぎていたみたいだ。