粗大ごみを拾ってしまった(番外編その1) 大森カラスの憂鬱

大森の休暇取得

 <冥府の歓楽街・数時間後>

冥府の歓楽街の高級クラブ(風俗店)で、大森はカードを出して
会計をすませようとした。

美人系子鬼の女の子が愛想よく

「大森様、お会計は大丈夫です。
瞑王様がお支払い済ですので」

「えっ?ああ・・そうなのか?」

瞑王様が・・・・
大森は脱力して、カウンターに両手をついた。

「またのお越しを、お待ちしておりまーす♡」

店の子鬼の女の子が、わらわらと出て来て、並んで大森に深々と礼をした。

大森は
くたびれたサラリーマンのように、よれよれで店の外に出た。

元獄界の幹部・武闘派は骨抜きにされていた。

ということで、
瞑王の<部下のストレス対策>は
完璧だった。
                          おわり
                                 
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