大空いっぱいに広がる君への愛
私は彼に恋をしているのだ。


私が彼に恋に落ちたのはほんと一瞬だった


初めての恋だったし、戸惑ったけれど、


私の心に空いていた穴にトスっと彼で埋ま


った


その日から私の目に入る景色が彼一色で


輝いて見えたし、学校に登校するのも


楽しみになっていた。


彼には空がどんなふうに見えているのか


空に大きな飛行機が雲を残しながら横切る


のを見て何を思っているのか


毎朝、彼と同じものを見て彼が何を思って


いるのか想像することで日に日に彼への


思いが膨らんでいった。
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