秘密に恋して~国民的スターから求愛されています~
酔っているのか恭介は私の目をじっと見てくる。
こんなふうに目を見てくる人を私は知っている。拓海だ。
拓海は今の恭介のようにまるで心を読んでいるかのようにじっと私の目を見ることがある。
その目がなんとなく苦手ですぐに逸らしてしまう。
「よく考えるとさ、一番長かったのってお前なんだよね」
「長いって付き合いが?」
そう、と言って彼もワイングラスに手を伸ばす。
まぁ確かにそうかもしれない。彼は結構頻繁に彼女を変えていた。
だから私と付き合った時もすぐに別れると周りから言われていた。
「俺を振ったのってお前だけなんだよ」
「え?そうだっけ。恭介からじゃなかった?」
恭介はあからさまに呆れた顔をしてため息を溢す。どっちから別れを切り出したなんてどうでもよくて、結果としてお互い納得して別れを選んだのなら仕方のないことだと思う。
「すごい自信だね。振られたことほとんどないなんて」
「だって事実だし」
世間一般的にそういう自信のある男性のほうが魅力的に感じるのだろう。
当時のことはほろ苦い経験として思い出すけど、でももともと合わない二人だから必然だったのだと思う。
こんなふうに目を見てくる人を私は知っている。拓海だ。
拓海は今の恭介のようにまるで心を読んでいるかのようにじっと私の目を見ることがある。
その目がなんとなく苦手ですぐに逸らしてしまう。
「よく考えるとさ、一番長かったのってお前なんだよね」
「長いって付き合いが?」
そう、と言って彼もワイングラスに手を伸ばす。
まぁ確かにそうかもしれない。彼は結構頻繁に彼女を変えていた。
だから私と付き合った時もすぐに別れると周りから言われていた。
「俺を振ったのってお前だけなんだよ」
「え?そうだっけ。恭介からじゃなかった?」
恭介はあからさまに呆れた顔をしてため息を溢す。どっちから別れを切り出したなんてどうでもよくて、結果としてお互い納得して別れを選んだのなら仕方のないことだと思う。
「すごい自信だね。振られたことほとんどないなんて」
「だって事実だし」
世間一般的にそういう自信のある男性のほうが魅力的に感じるのだろう。
当時のことはほろ苦い経験として思い出すけど、でももともと合わない二人だから必然だったのだと思う。