社長じゃなくて、君の夫になってもいいですか? 〜社長、嫌いになってもいいですか?シリーズ 第2章〜
僕の決断と行動が、こんなにも雨音を苦しめていたのだと知った。
僕は、心の底から謝った。
「ごめん。君なら何も言わなくてもわかってくれるって、甘えてた」
と。
雨音の涙は、雨のように止まらない。
僕は、それから彼女をベッドに寝かせてから
「……ゆっくり話そう。雨が止むまで」
と話す。
その言葉に安心してくれたのか、雨音は少しだけ会話すると、あっという間に眠りについた。
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