粗大ごみを拾ってしまった(番外編その2)大森VS巫女の壁ドン問題
<大森の事務所・>

「獄界でも現世でも、天界でも
<女>の属性は同じだよね

大森に
<俺の印>がついているのが、
嫌だったのだろう」

瞑王は笑いすぎて、
息をするのも苦し気に、
涙目で大森を見た。

「何もしなくても、一週間くらいで自然に消えるけどね。

直接ではなく、
ネクタイを媒体(ばいたい)
しているから、力は弱い。

んで、どうする?消しておく?」

大森も脱力して、
椅子にへたりこんだ。
「まぁ・・
1週間くらいで、消えるのなら」

大森は何とか立ち上がり、
背面(はいめん)の書棚を開けて
ガラスのボトルを出した。

獄界の酒、ウォッカに近い・・
アルコール度数の最も高いやつだ。

ドボドボと大きなグラスに注ぐ。
それを一気飲みした。

喉が焼け付く。
火を噴きそうだ。
今日は仕事にはならない・・・

飲むしかないだろう。
<美少女の緋色の印>のついた俺は・・・
俺こそ一緒に、
仕事ができるのだろうか。

笑い転げている瞑王を横目に、
大森は
もう一杯グラスをあおった。
              
                                おわり
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