【書籍化&コミカライズ】身代わり聖女の初夜権~国外追放されたわたし、なぜかもふもふの聖獣様に溺愛されています~
 やがて可愛らしい仔狼達が草原や花畑を転げまわるようになるだろう。

 ちっちゃなもふもふ達が遊び疲れて眠くなったら、一緒に丸くなって空を見上げよう。

 うららかな午後の空。
 そして、水面を黄金色に輝かせる夕暮れの空。

 月と星に彩られた夜の空も。
 暗い紫が朱色へと染めかえられていく、曙の空も。

 傍らには、いつもヴォルフがいる。
 大きな白銀の狼だったり、背の高い美形の男性だったり……あっという間に姿を変える、不思議で素敵な旦那様。

「大好きよ」

 ふとこぼれたわたしの言葉に、いつでも、何度でも返ってくる甘いささやき。

「俺も愛している。永遠に……」





 身代わりの偽聖女だったわたし。
 国を追放されたり、処女を奪われそうになったりもしたけれど――。

 なぜかこんなに、もふもふに溺愛されています!



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