ときめきの香りは貴方ですか?
「眞子、愛里が勘違いするからやめてくれ」
「だって本当のことだもの。どうしよう」
「どうしようって、良かったじゃないか。俺も嬉しいよ」
嬉しいよ?優也さん、子供出来て嬉しいの?
私は怒りと悲しみが込み上げてくる。
「あんた、愛里ちゃん固まってるわよ」
「あっ、愛里ごめん、この人、俺の姉貴。この間結婚したんだ」
えっ?お姉さんだったの!
私は力が抜けて、腰から崩れそうになったのを必死で堪えた。
「か、風谷愛里です。宜しくお願いします」
「愛里ちゃん、可愛いねぇ。優也が溺愛するの、わかるわ」
眞子さんが私の横に来て耳元で
「優也とはどこまでいったの?」
私は体中が熱くなり、「えーっと、あのー」
「愛里、ほっとけよ。眞子もからかうのやめろ。愛里はお前とは違う」
「失礼な!私だって乙女よ!でも、愛里ちゃんてほんと可愛い。ついからかいたくなる」
「で、何の用?」
「冷たいわね。私、近くまで来る用事があったから、電話より行った方がいいかなと思って。たまには実家に顔出しなよ。母さんも会いたがってるし」
「あぁ、そのうちにな」
「相変わらずね。愛里ちゃんの紹介兼ねて行ってみれば?愛里ちゃんが可愛そうだよ」
「あぁ、考えとくよ」
「じゃあ、私、帰るね。愛里ちゃんまたね」
「はい」
眞子さんは慌ただしく帰って行き、私は優也さんの隣に腰掛けて、緊張から解放された。
「お姉さんと似てますね」
「そう?似てないと思うけど」
似てますよ。2人とも私をからかって楽しむところ・・・
「じゃあ、さっきの続き・・・」
優也さんの家族の事、もっと聞きたかったのに、体は思いに反して優也さんを求めた。
「だって本当のことだもの。どうしよう」
「どうしようって、良かったじゃないか。俺も嬉しいよ」
嬉しいよ?優也さん、子供出来て嬉しいの?
私は怒りと悲しみが込み上げてくる。
「あんた、愛里ちゃん固まってるわよ」
「あっ、愛里ごめん、この人、俺の姉貴。この間結婚したんだ」
えっ?お姉さんだったの!
私は力が抜けて、腰から崩れそうになったのを必死で堪えた。
「か、風谷愛里です。宜しくお願いします」
「愛里ちゃん、可愛いねぇ。優也が溺愛するの、わかるわ」
眞子さんが私の横に来て耳元で
「優也とはどこまでいったの?」
私は体中が熱くなり、「えーっと、あのー」
「愛里、ほっとけよ。眞子もからかうのやめろ。愛里はお前とは違う」
「失礼な!私だって乙女よ!でも、愛里ちゃんてほんと可愛い。ついからかいたくなる」
「で、何の用?」
「冷たいわね。私、近くまで来る用事があったから、電話より行った方がいいかなと思って。たまには実家に顔出しなよ。母さんも会いたがってるし」
「あぁ、そのうちにな」
「相変わらずね。愛里ちゃんの紹介兼ねて行ってみれば?愛里ちゃんが可愛そうだよ」
「あぁ、考えとくよ」
「じゃあ、私、帰るね。愛里ちゃんまたね」
「はい」
眞子さんは慌ただしく帰って行き、私は優也さんの隣に腰掛けて、緊張から解放された。
「お姉さんと似てますね」
「そう?似てないと思うけど」
似てますよ。2人とも私をからかって楽しむところ・・・
「じゃあ、さっきの続き・・・」
優也さんの家族の事、もっと聞きたかったのに、体は思いに反して優也さんを求めた。