恋愛ゲーム一話
☆四天王目線
ーあかりを迎えに行く前ー
「おーみんな。わざわざきてくれてありがとう。」と豊。
「別に豊のために一緒に行くのではないし。車ありがと。」と陸。
「豊、で話は?」と三人が聞く。
「ああ、話な。今から一年間誰があかりに惚れさせられるか勝負しようぜ。名付けて恋愛ゲーム。」
「それ、俺らも考えてた。」と蒼空が賛同する。
「いいと思うよー。この学校寄宿制だし。」と陸が言う。

[ここで説明しよう。あかりたちが通うこの葵学園は生徒は学寮に入ることになっている。そこは家柄に関係なく、学力でランクが定められている。
また、ランクごとに制服、部屋、クラスが異なる。]

「それでルールどうする。」と英治が尋ねる。
「ああ、ルールは考えてみたんだが。これでどうだ?」


恋愛ゲームルール
第一条 お金で誘い込まない。
第二条 デートで外泊する場合は4泊以内。
第三条 あかりに無理をさせない。
第四条 あかりにばれないようにする。
第五条 期間は一ヶ年とする。
第六条 告白をしてOKされたら勝ちとする。
「応、いいぜ。」とみんなが賛同する。
キイイッ
リムジンが止まった。
そんなこんなしている内にあかりの家についたみたいだ。
「俺が行ってくるな。」と豊。
一分後
「ちょっとあれみろよ。豊かだけずるいぞ。」
ふと見たら、豊があかりをお姫様抱っこしているではないか。
「先手を打たれたか…。」
このゲームはまだ始まったばかりだ。この先どうなるのか!?




次回 恋愛ゲーム サブストーリー豊の過去編に続く
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop