❀洋服屋―――future―――❀

―――

それから、神中緑たちは仕事をする事になった。

あれから、彼女達は青いコートを買って貰い、ジャケットを買ってあげた。

喧嘩しながらだけど、とても楽しい時間が過ぎ、笑いあっていた。

一月に入った途端、アパレル営業の店を営むようになってから、一年半が経つ事になった。



一月四日に来るお客様がおり、それはこの間、ここの店にいらっしゃった、棋王と花姫が来る。

更に、もっと他にも、沢山のお客様がいらしていた。

姫系の服を着ている人々もおり、「似合わない!!!」と因縁を付けてくる人もいる。

だけど、お店としては―――そんなクレーマーを無視するわけには行けない―――。



―――お帰りください―――


今、大事なお客様がいらしています。

邪魔をすると、追い出しますよ。



―――すみません―――


あっという間に、帰って行ってしまった。



< 161 / 510 >

この作品をシェア

pagetop