❀洋服屋―――future―――❀
『な・・・バーテンダーって・・・とても度の高い酒だし・・・の・・・飲めないわ・・・』


『何よ・・・お酒・・・飲みたくて・・・誘って来たんじゃないの?』


緑はとあるfashion専門学校に通っていた。

どんな服が良いのか、自分でデザインを考えていた。

それから、そのデザイン通り、洋服を縫えるかが、fashionの仕事でもある。

fashionの学校🏫が終わり、一年留年したけれど、一年だけで済んだ。


―――好きな・・・fashionの為だ・・・

親に怒られても、自分のやりたい事を全うする。

それが―――人の心でもあり、とても生き甲斐があるものである。


―――緑・・・貴方は・・・良い名前を頂いたんだから・・・堂々と生きていきなさい・・・

例え・・・母親が居なくても・・・貴方なら・・・生きて行けるわ・・・


高校生の時に、亡くなった母の遺言状―――。


更に、祖父の山瀬紀彦の『全うに生きろ―――。』と何時もの様に、言われている。

母親の遺言状はとても悲しい😢し、最後の言葉である。


悔しかった。

悲しかった。


―――だけど・・・私は・・・負けない・・・

それが・・・私の人生・・・だから・・・


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