【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
しぶしぶ頷く彼を見て、思わず笑ってしまう。


こういう時、性格の違いが出るのが面白いなぁ。


それから眞白くんの見事な伴奏に合わせて、3人でハッピーバースデーを歌ってお祝いした。


歌が終わった瞬間、フーッとひと吹きでロウソクの火を消す二人。


思わずパチパチと両手で拍手をしてしまう。


「よし、それじゃ食べよっか」


「いただきます」


明かりをつけなおしたあとは、さっそくケーキを食べてもらうことに。


両隣に座る二人が食べる様子を、ドキドキしながら見守る私。


どうだろう。お口に合うかなぁ。



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