【完】ふたごのイケメン兄弟は、過保護にわたしを溺愛中!
それを聞いて、少しびっくりしてしまう。


まさか眞白くんたち、子供の頃から武道を教え込まれてたなんて。


「だから、乙葉にピアノ褒めてもらえて嬉しいよ」


そう言ってニコッと微笑む眞白くんは、ほんとに嬉しそうで。


「だって、こんなすごい演奏、褒めるに決まってるよっ」


そんな時、ふと廊下から大きな足音が聞こえてきて、こちらへどんどん近づいてくるのがわかった。


さらには次の瞬間、大きな声で。


「おい誰だ! 勝手にピアノを弾いているのはっ」



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