粗大ごみを拾ってしまった(番外編その3)大森VS巫女の不適切な接触問題
<貸会議室14時30分>

大森は唖然として・・・
次に大声を上げた。

「いや・・ちょっと・・」
BL問題発言、出たっ・・・

が、冷静に・・・
表面上は冷静に、大森は言葉を続けた。

「あくまで、
現世の生活圏での設定ですから・・

話を違う方向に
持って行かないでください」

瞑王は考え込むように

「ミイヤと顔を合わせて、
自然な感じの設定が必要なんだが・・」

「親戚ということではいかがですか?」

すでに大森は、面倒くさくなっていた。

瞑王が頬杖をついて、
しらっと言った。

「でもさ・・
大森とリシェルは
一緒に住んでいるという設定なんだぜ」

大森の指から、ペンが転げ落ちた。

<そんな設定・・
聞いていない・・・
なぜ、いつの間に・・>

リシェルは満足そうにうなずき、
微笑んだ。

瞑王はペンを指で転がしながら、

「年齢的にいったら、
父・娘かぁ・・無理かなぁ」

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