お嬢の神隠し
莉乃side




放課後、私は委員会を終えて教室へと向かった。


ガラガラ

「みんな集まって何話してるのー」

「わぁっ莉乃!委員会、終わったの?」


めっちゃ焦ってるじゃん。もしや私に聞かれたらまずい話しでもしてたのか。


それはそれでしょうがないか。3人は昔からの仲なんだから、でも私も皆ともっと仲良くなりたい。


「もぉーすぐ体育祭だよ!男子は学ランきて応援団するんでしょ?今年は特に先生達、張り切ってるもんねー」

「え、もぉ体育祭?!楽しみ!!!男子、応援団するだ!凄ぉー」


体育祭か……。中学最後の体育祭は熱がでて休んだから、高校での体育祭は全力で楽しもう。


「女子はチアでしょ?ミニスカはくの?」

「海里は変態か!」

「女子はチアするの?わたし、小学校の頃チアやってたんだー」

小さい頃からバレエ、習字、チア、そろばんなど色々と習わされていた。

まーこの性格なんで唯一長く続いたので4年だったけど。

< 29 / 67 >

この作品をシェア

pagetop