お嬢の神隠し
そして前と同じ部屋で勉強開始。


「失礼します。凛太郎です」

「あ!凛太郎くんじゃん、怪我大丈夫?」

「おかげさまで、だいぶ回復しました。あの件はありがとうございました」

「いえいえっ」


よかったよかった、随分元気そうだ。


「よかったら、凛太郎くんも一緒に勉強しない?」

「え!いいんですか!」

「うんっ」

人数多い方が楽しいし見た目的に凛太郎くんは絶対賢そうだ。

「おーい、魁輝(かいき)いつまでドアの所にいるんだよ、お前も来いよ」

「ちっバレてたのかよ」

お、秀羽の言う通りドアのところから背の低い男の子がでてきた。赤髪で目立つな。

「魁輝ー!相変らずチビで可愛いなぁ」

「チビ言うな!詩姉ー」

「詩姉?!」

「あー魁輝は私の従兄弟だよ」

「へーそーなんだ!」


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