粗大ごみを拾ってしまった(番外編その4)大森VS巫女の恋愛格差問題

大森の転身

<天界・神殿・称号授与式>

大森は天界の控室で、
純白に銀色の月桂樹の刺繍の入る
トガを、身に着けていた。

「オーモリ、準備はできていますか」
世話役の天使が、声をかけた。

「ええ、大丈夫です」
と言いつつ、背中の翼には
若干の違和感が残る。

「それでは神殿にいきましょう」
世話役の天使が、(うなが)した。

以前、
瞑王と来た時と同じように、
神殿は空中に浮かび、
その全容は
金の(かすみ)に覆われている。

世話役の天使が、
雲の階段を上り、先に進んでいく。

大森も、その後をついて行った。

神殿の正面・・
大きな扉が開いている。

多くの高級霊体が、
役職によって、衣の色が異なるのであろう
神殿の大広間に集合していた。

世話役の天使が、手招きをして、
大森を
中央通路の片側に誘導してくれた。

世話役の天使は親切だ。

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