粗大ごみを拾ってしまった(番外編その4)大森VS巫女の恋愛格差問題

強制送還通告

<神社・裏手・公園・夕方・リシェルの強制送還通告>

あの神楽殿のある
大きな神社の裏手は、広い公園になっていた。

その一角に白Tシャツ、ジーンズの瞑王、

リシェルは白い綿レースの
ワンピース、白いひものサンダル、
手首には、白い小花のついたブレスレッドをしていた。

二人は向き合って、
小声で何か話をしている。

濃紺のスーツ、緋色のネクタイの大森は4メートル離れて、
二人を見守っていた。

「リシェル、
お前は戦力にはならない。
薬の飲みすぎ、ドクターストップだ。
それに
大森の足手まといになっている」

と、瞑王に宣告された時は、
下を向いて何も言わなかった。

瞑王の命令は
リシェルにとっても絶対なのは
いうまでもない。

これは受け入れるしかない・・・
強制命令なのだ。

泣いても、言い訳しても
無理なことを、リシェルはわかっていた。

そして小さな声でうつむいて
「はい」
と答えただけだった。
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