一晩だけあなたを私にください~エリート御曹司と秘密の切愛懐妊~
建設会社の社長だが、人を脅すなんて極道と一緒だ。
すぐに「ここに五百万あります」と雪乃が落ち着いた口調で言うが、「そんな都合のいい話があるか!」と相手は怒鳴り散らし納得しない。
「こちらも言わせてもらいますが、息子さんは犯罪者です。私が高校三年生の時、強姦されそうになりました。破談にできなければ、この話を表沙汰にします」
雪乃がその話を出してきたので聞いていて胸が痛くなった。
相当勇気が必要だっただろう。
しかし、当の松本悠馬は相手にしなかった。
「雪乃さんは芝居がかった冗談が好きのようだ。それとも過度に緊張してるのか? みんな君の話に驚いている。ちょっとは落ち着いたらどうかな? ふたりで話をしようじゃないか」
彼の発言に怒りが込み上げてくる。
親子してクズだ。
「……わかった」
雪乃がそう返事をしたのでハッとした。
ふたりきりにさせたらなにをされるかわからない。
部屋から結納会場までは五分ほどかかる。
俺が行くまでふたりになるなよ。
すぐに「ここに五百万あります」と雪乃が落ち着いた口調で言うが、「そんな都合のいい話があるか!」と相手は怒鳴り散らし納得しない。
「こちらも言わせてもらいますが、息子さんは犯罪者です。私が高校三年生の時、強姦されそうになりました。破談にできなければ、この話を表沙汰にします」
雪乃がその話を出してきたので聞いていて胸が痛くなった。
相当勇気が必要だっただろう。
しかし、当の松本悠馬は相手にしなかった。
「雪乃さんは芝居がかった冗談が好きのようだ。それとも過度に緊張してるのか? みんな君の話に驚いている。ちょっとは落ち着いたらどうかな? ふたりで話をしようじゃないか」
彼の発言に怒りが込み上げてくる。
親子してクズだ。
「……わかった」
雪乃がそう返事をしたのでハッとした。
ふたりきりにさせたらなにをされるかわからない。
部屋から結納会場までは五分ほどかかる。
俺が行くまでふたりになるなよ。