一晩だけあなたを私にください~エリート御曹司と秘密の切愛懐妊~
彼が与える刺激にビクンと身体が動く。
沖田くんは片方の胸を手で愛撫しながら、もう片方の胸の先端を舌を使って舐め上げる。
「あっ……」
快感に悶え、声をあげて両手でシーツを掴む私。
彼の生温かい舌の感触。私の胸を刺激する彼の手。
くすぐったい気もするけど気持ちいい。
「胸弄られるの好きみたいだな」
私の反応を見て彼がフッと笑うので、「いや、言わないで」と抗議した。
「これからもっと気持ちよくなるよ」
沖田くんは私の胸をたっぷりと愛撫すると、手を下に動かして私の秘部に触れてきた。
その時ある記憶が蘇って、思わず足を閉じて抵抗した。
もう十年以上前のことだから男性に触れられても大丈夫だと思っていた。
日常生活で男性と手が触れても怖くはない。
今だって沖田くんにキスされても、胸を触られてもなんともなかった。
なのに、秘部に触られると怖くなる。
過去はまだ私を苦しめるのか。
実は高校三年の時、私は同級生にレイプされそうになった。
相手は私の将来の夫。
身体を強張らせる私を沖田くんはギュッと抱きしめる。
「大丈夫。怖くない。俺を信じろよ」
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