一晩だけあなたを私にください~エリート御曹司と秘密の切愛懐妊~
時刻は五時過ぎ。
もう日が落ちてきて、紅に染まる富士山がとても美しい。
若女将がいなくなると、怜がクローゼットの中に置いてあったタオルと浴衣を出して私に手渡した。
「夕飯の前に大浴場に行ってみよう。今夕食の人が多いから空いてるらしい」
「女性用の浴衣は色が鮮やかだね。椿の柄なんてとっても素敵」
今まで旅館に泊まってもシンプルな浴衣しか着て来なかったから嬉しい。
「ネットで探したにしてはいい宿だな」
フッと微笑む彼に忘れないうちにお願いした。
「ちゃんと私にも宿代請求してね」
考えてみたら一昨日と昨日の食事代も払っていない。
「もう支払い済んでるし、よく覚えてない」
興味なさそうな顔をするので、煩く言った。
「ダメだよ。そんなの。ここきっと高いよ」
「それじゃあ、明日なにか俺に土産でも買って。ほら、行こう。ぐずぐずしてると夕飯の時間になる」
彼は宿代の話をすぐに終わらせ私の背中を叩いた。
三階の大浴場へ向かうと男湯は階段横に、女湯はその向かい側にあった。
通路には長椅子が自販機が置かれている。
もう日が落ちてきて、紅に染まる富士山がとても美しい。
若女将がいなくなると、怜がクローゼットの中に置いてあったタオルと浴衣を出して私に手渡した。
「夕飯の前に大浴場に行ってみよう。今夕食の人が多いから空いてるらしい」
「女性用の浴衣は色が鮮やかだね。椿の柄なんてとっても素敵」
今まで旅館に泊まってもシンプルな浴衣しか着て来なかったから嬉しい。
「ネットで探したにしてはいい宿だな」
フッと微笑む彼に忘れないうちにお願いした。
「ちゃんと私にも宿代請求してね」
考えてみたら一昨日と昨日の食事代も払っていない。
「もう支払い済んでるし、よく覚えてない」
興味なさそうな顔をするので、煩く言った。
「ダメだよ。そんなの。ここきっと高いよ」
「それじゃあ、明日なにか俺に土産でも買って。ほら、行こう。ぐずぐずしてると夕飯の時間になる」
彼は宿代の話をすぐに終わらせ私の背中を叩いた。
三階の大浴場へ向かうと男湯は階段横に、女湯はその向かい側にあった。
通路には長椅子が自販機が置かれている。