ハッピーエンド彼氏役ですけど悪女役を救おうと思います
メイドがバタバタと二人で入ってきた。
さっきいた僕と同じくらいの歳の若い子と、恰幅のいい「お母さん」と呼んでも怒られなさそうな人。
深々とお辞儀をした。

「坊っちゃま大変申し訳ございません!
ほら!早く拭きなさい!」
「はいぃい!!!」
「あ、いや僕も大きな声を出したのが。。」

「「僕。。?」」

二人はすっと顔を上げた。
しまった、僕じゃなかった!

「俺は朝食を取ろうと思う。
片付けしておいてくれ」

「「かしこまりました!」」

やばい、でまかせに言ったが食堂の場所とか知らないし。

「ではまず洋服をお持ちいたします。お待ちください。」

都合よく別のメイドが、ドアからこちらには入らず一礼しながら言った。
そうよな、良く見れば僕今バスローブみたいなもの着ているから着替えなきゃだよな。
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