昼と夜の間で、僕らは手をつなぎ合う

モヤモヤと、自分の中に負の感情がたまっていくのがわかる。


こういうときは、ノートだ。ゆいいつ気持ちを吐き出せる、例のノート。

床に置いていたカバンをつかむと、わたしはすべり込むように勉強机についた。


ノートに書き出そう。お母さんに対して抱いた罪悪感や、やるせない気持ち。マイナスなものを全部。


せわしない動作でチャックを開けて、カバンの中をさぐる。


「……あれ?」 


けれどいくらまさぐっても、目的のものは見つからない。

焦って、中身をひっくり返す。バラバラと床に落ちたものたちの中に、ノートはなかった。


「……うそ」


さあっと、自分の中から体温が抜け落ちていく気がした。


わたし……どこかに、落としてきた?


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