エリート外交官と至極の契約結婚【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「まだ熱いな。ずっと寝ていたんだろう? 食事もしていないよな?」
「ん……今何時……?」
ぼうっとする頭で尋ねる。
「夜の九時を回っている。なにか胃に入れた方がいい」
彼はベッドサイドテーブルにあるルームサービスのファイルを開いた。
「食欲は?」
首を横に振る私に、月城さんは厳しい目で見る。
「……食べます」
「中国粥がある。それでいいか? 解熱剤と体温計を買ってきた。朝よくなかったら医者に診てもらうからな」
「忙しいのにありがとうございます」
月城さんは頬に触れて、ルームサービスのファイルを手にデスクへ歩を進めて受話器を上げた。
体調は六時間以上泥のように眠ったおかげで少しよくなっている気がする。
ルームサービスをオーダーした月城さんはシャワーを浴びにいった。
機内でも寝ていなかったようだし、こっちへ到着してからずっと仕事していたからかなり疲れているのではないだろうか。
月城さんの監督のもとに、ルームサービスで運ばれてきた中国粥を食べ始める。いろいろな出汁が入ったシンプルなお粥は優しく胃の中へ入っていく。
ほかにも数種類のスパイスや薬草を使った漢方スープで、豚のあばら肉を煮込んだ〝バクテー〟と言われるこちらの料理や、甘辛いピーナッツソース味の焼き鳥のような〝サテー〟もテーブルに並んでいる。
彼も同じものを食べていた。
「寝るぞ」
「あ、私はシャワーを」
「ん……今何時……?」
ぼうっとする頭で尋ねる。
「夜の九時を回っている。なにか胃に入れた方がいい」
彼はベッドサイドテーブルにあるルームサービスのファイルを開いた。
「食欲は?」
首を横に振る私に、月城さんは厳しい目で見る。
「……食べます」
「中国粥がある。それでいいか? 解熱剤と体温計を買ってきた。朝よくなかったら医者に診てもらうからな」
「忙しいのにありがとうございます」
月城さんは頬に触れて、ルームサービスのファイルを手にデスクへ歩を進めて受話器を上げた。
体調は六時間以上泥のように眠ったおかげで少しよくなっている気がする。
ルームサービスをオーダーした月城さんはシャワーを浴びにいった。
機内でも寝ていなかったようだし、こっちへ到着してからずっと仕事していたからかなり疲れているのではないだろうか。
月城さんの監督のもとに、ルームサービスで運ばれてきた中国粥を食べ始める。いろいろな出汁が入ったシンプルなお粥は優しく胃の中へ入っていく。
ほかにも数種類のスパイスや薬草を使った漢方スープで、豚のあばら肉を煮込んだ〝バクテー〟と言われるこちらの料理や、甘辛いピーナッツソース味の焼き鳥のような〝サテー〟もテーブルに並んでいる。
彼も同じものを食べていた。
「寝るぞ」
「あ、私はシャワーを」