俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。〜交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されてます〜
「隆ちゃん? 起きないの?」

「ん〜もう少しくっついてよう、美桜不足だったから足りない」

 嬉しそうに頬を俺の胸に擦り寄せる美桜。猫みたいだ。そんな風に甘えてもらえたら俺の方が嬉しい。寝起きで少し絡まっている髪を梳くように指を通し、優しく撫でる。

(やばいなー……ムラムラしてきた)

 なにせ五日も美桜に触れていない。朝の男の生理現象なのか、美桜に対しての欲情なのか。いや、確実に後者だ。

「……あの、隆ちゃん」

「ん?」

「なんだかお堅い物がお腹辺りに当たっているのですが……」

「バレた? もう美桜の事抱きたくてムラムラしてるんだけど」

 カプリと耳を甘く噛む。「んぅ」と美桜の可愛い声を聞いた瞬間更に自分の性が更にムクリと大きくなった気がする。

 ――もう我慢できない。

 彼女の顎を持ちクイッと持ち上げると、驚いた顔をしていたが、徐々に艶めいた雰囲気に変わっていく。上唇を口に含み吸いながら甘噛みすると美桜の甘い声が口の隙間から漏れる。すかさず舌を入れると熱い彼女の口腔内。舌が溶けそうになる。口から溢れそうになる透明な液体をコクンと飲み込むと燃えるように身体の中を通り更に俺の欲情を更に掻き立てる。
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