俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。〜交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されてます〜
「はぁ……アイツの言う通り俺余裕ないんだよ。美桜の事を誰かにとられたらと思うと気が気じゃない」

 ちゅぱっと音を立てながら耳たぶを甘噛みされ、彼の艶めいた声が耳に響く。それだけで達してしまいそうになるくらい、いい声で、嬉しい言葉を並べられる。

 そのまま玄関ドアに身体を預け、いやらしく身体を求められ私はあっという間に白い世界へと達し、彼に力の抜けた身体を預けた。

「ごめん……俺、アイツの言う通り余裕なくて……美桜は俺のだって、すぐに美桜を抱きたくて、無理させちゃったな」

 私を抱きしめながら背中をさすり呼吸を整える手助けをしてくれる。

「……私も、私も早く隆ちゃんに抱かれたかったから、猛獣みたいな隆ちゃんも大好きだよ」

 艶やめいているが、穏やかな空気。引かれ合うように、いや、惹かれ合うようにの方が合っているのか、もう一度唇をゆっくりとお互いを味わうようにしっとりと、熱い吐息を混ぜ合わせながら重ね合う。
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