君に伝えた好きの数。



「いいも何も、またナンパされると思うから」



「あれは物好きだと………」



「じゃあ1人で回るか?」



「それは嫌っ!」



「じゃあ行くぞ」




そう言って私の手を取る明石くん




「へっ?」



「あーー………アリスが転んだら大変だから」




………耳真っ赤だなぁ。




「ふふっ、ありがとう、チェシャ猫さんっ」




いまの明石くんはスーツだけど、少しチェシャ猫の柄が入ってる

ネクタイだってそうだし……



ペアルックだぁ!!!


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