君に伝えた好きの数。


「ひなた、とりあえず登ろうぜ、この山」


「あ、うん…」



気づけばみんな登り始めていて、私たちが最後になっていた


歩き出す私たち



「………」

「………」



…気まずい………



あの時、好きって言わなければ…

こんなことにはならなかった…?


あぁぁぁぁぁ〜〜〜!!

後悔だよ〜〜〜……


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