ぽっちゃりナースですが、天才外科医に新妻指名いただきました

 日勤を終えて自宅アパートに戻る。手に持った袋にはスーパーでゲットした半額のお惣菜とお菓子、炭酸飲料も入っている。

「ふい~、疲れたなぁ。ご飯ご飯」

 スニーカーを脱ぎ捨て、手を洗ったら即食事をする。スマホを立て、動画を見ながら揚げ物中心のお惣菜を次から次へと口に放り込む。

 それにしてもあの原研修医はひどいわ。あんなのがいる病棟なんて、考えただけで頭痛がする。研修を終えた後で出会わないことを祈る。

 病棟看護師にも異動があり、行ったことのない科に行かされることもある。原研修医が外科に残るかわからないが、絶対一緒に仕事をしたくない。

 いくら頭がよくて将来有望でも、ああいう人と結婚したら一生モラハラされて嫌な思いするのよ。

 ま、いいか。食べて忘れよう。進藤先生がガツンと言ってくれたことだしね。あれは驚いたけど、気持ちよかったな~。

 あっという間にご飯とおかずを食べ終え、デザートのたっぷりプリンに手を伸ばしたとき。

「お?」

 立てて置いておいたスマホに着信が入る。実家のお母さんからだ。

「はーい、もっしもーし」

『元気にしてるみたいね』

「突然どうしたの?」

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