8月25日(後編)
「紗良の幼馴染だけど」

そう返事をした日向くんの顔はどこか涼しげ。

「あ、えっと、日向くんは朝陽のお兄ちゃんなの」


咄嗟に水樹くんに説明する。


「へ〜。通りで顔が似てると思った」

とどこか冷たい水樹くんにヒヤヒヤだ。

「あ、もしかして君が紗良の彼氏?」

「そうですけど」

「そっか〜君が彼氏か〜。朝陽は君に負けたんだね」


日向くんはクスッと笑うと2袋の花火を店員さんに渡した。


あ、結局2袋とも買うんだ!

なんて呑気なことを思っていると会計が済まされた。


「行こ?紗良」

会計を済ませた日向くんはコンビニを出て行く。
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