8月25日(後編)
そう言いながらも沢田先輩と店長はかなり仲がいい。
そんな2人の様子を陰ながら羨ましく思ったりもしていた。
少しすると店長と笑いながら出てきた沢田先輩は仕事の邪魔はできないから、とそのまま帰って行った。
相変わらず大人の対応だ。
バイトが終わり着替えを済ませ外に出ると「お疲れ」となぜか水樹くんの姿が。
「どうして?」
今日は何の約束もしてないはずだ。
「バイト早上がりできたから迎えに来た」
そう言うと優しく微笑んで「帰ろ?」と手を握られた。
わざわざ来てくれたんだ…?
夏休み初日から嬉しいな〜!
と顔がニヤけてしまう。
「ね、紗良ちゃん」
少し歩くと水樹くんは口を開いた。
そんな2人の様子を陰ながら羨ましく思ったりもしていた。
少しすると店長と笑いながら出てきた沢田先輩は仕事の邪魔はできないから、とそのまま帰って行った。
相変わらず大人の対応だ。
バイトが終わり着替えを済ませ外に出ると「お疲れ」となぜか水樹くんの姿が。
「どうして?」
今日は何の約束もしてないはずだ。
「バイト早上がりできたから迎えに来た」
そう言うと優しく微笑んで「帰ろ?」と手を握られた。
わざわざ来てくれたんだ…?
夏休み初日から嬉しいな〜!
と顔がニヤけてしまう。
「ね、紗良ちゃん」
少し歩くと水樹くんは口を開いた。