さよならは僕のため

好きってなに?

検査が終わり僕は中庭に来ていた

瑞凪「あ!夜凪!」

夜凪「瑞凪!」

瑞凪「夜凪が来ると思って待ってたよ!」

夜凪「遅くなってごめんね。検査があったんだ。」

あれから僕達は毎日中庭でお互いのことを話していた。

瑞凪「夜凪、あのね。
私、夜凪のこと好きになっちゃった。」

夜凪「え?」

瑞凪「ごめんね。迷惑だよね…」

夜凪「いや…違くて…好きって感情が分からなくて…」

瑞凪「そうだったんだ…
じゃあさ、私が夜凪に好きって感情を教えるから私を彼女にしてください。」

夜凪「それでもいいの?」

瑞凪「うん!夜凪の隣にいれるなら」

好きってなんだろう

この日から僕と瑞凪は恋人になった

これが僕の最初で最後の恋になった
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