さよならは僕のため

検査

あの後僕は、お母さんに呼ばれて

中庭をあとにした。

次の日から僕は長い長い入院生活が始まる。

彼女とはまた会えるだろうか

夜凪「瑞凪…」

ガラガラと扉が開いたのがわかった

看護師「夜凪くん。検査の時間ですよ。
一緒に行きましょう。」

夜凪「はい。」

今日は、MRIを撮るらしい

MRIなんて初めてだよ。

僕の病気は治らないと思う

なんで分かるかって?

なんとなく、僕は長く生きれない気がするんだ。
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