俺の、彼女は、可愛いすぎる

過ち

今日は、花恋と遊ぶ約束してたが、結子さ

んから、連絡があり、花恋には用事ができ

たと嘘を言った。

花恋には、明日学校で会えるからと、自分

を納得させてた。


結子さんの所に行くと、顔にアザが付いて
た。

「彼から、殴られた」と、言って泣いてた

「彼って、温和な性格って、言ってなかっ

た…」

些細な喧嘩はいつも聞いていたけど、殴ら

れたとは、初めて聞いた。

「最近彼の仕事が、上手くいかず私に八つ

当りするの?」

「結子さん、暴力ふるような彼とは、別れ

た方がいいよ!」


「わかってるけど、一人になるのがさびしくて…

そうだった、彼女は彼と別れるたびに、

俺の元にきてた…

結子さんみたいに、綺麗で優しいのに、

どうして男運が悪いのだろう…


俺はどうすることも出来ない…

彼女の髪を撫でた……うっ!

襟元から、見える胸辺りにも、紫色のアザ

があった

「結子さん…もしかして…ずっと前から

暴力されていたのでは…」


彼女は、又泣き出し、ブラウスのボタンを

外し、脱いで見せた。

彼女の身体には何ヵ所か、アザがあった


俺は、結子さんが可哀想で胸が痛くなり

思わず抱きしめた

彼女も、抱き返し俺は結子を抱いてしまっ

た…









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