俺の、彼女は、可愛いすぎる
結子さんに会いに行った。


彼女は嬉しそうに俺を待っていた。

どうして、彼女が嬉しそうにしている意味

が分からなかった。

「結子さん…俺の赤ちゃん?

うん!優弥の赤ちゃんだよ!」

「俺…あの時…避妊してたつもりだけど…

彼女は下を向いて…

「だって、優弥としか愛し合ってないか
ら!

ごめん…

「大丈夫よ、優弥は何も心配しなくていい

よ…ただ…傍にいてほしいの」

心配しなくていい…けど傍にいて…意味分

からない

俺は結子より花恋の事を考えていた…

花恋の泣いてる姿を想像してる…


結子は赤ちゃんを産むつもりだ、

昔からママになりたいって言ってた…

俺は…何も言えない…

「優弥大学は行ってね、卒業するまで待っ

てるから!寂しいけど赤ちゃんがいるから

我慢できるよ。」

彼女はお腹をなでてた。




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