あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『何、じゃあお前今、金もねぇし親もどっか行ったし友達もいねぇの?』

「………そんなはっきり言わなくても…。」

『でもそーゆーことだろ?』

「………はい。」


私が頷くと

雪村さんは怪訝そうな顔をしたあと

はー、とため息をついて、私に言った。


『…………僕の家くる?』

「えっ…、」

『だから、僕の家くるかって聞いてんの、』

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