あの日、雪が降っていてよかった。【完】
「な、何から何まですみません…。明日には、家に帰りますから、」

『はぁ?あんた金ないんだろ?』

「そっ、それはそうですけど…、」

『別に僕はあんたが帰ろうともう1回自殺を試みようとなんでもいいけどさ、』


ここで帰して死なれたら後味悪い、と

雪村さんはクリームパンを齧りながら言った。


『てゆうかこうなる前にバイトくらいしなよ、』

「やってたんですけど、すぐクビになっちゃって…、」


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