あの日、雪が降っていてよかった。【完】
-雪村side-


『んーー…、やべぇ間に合わねえ…、』


薄暗い自室で

僕はいつものようにひたすらPCと向き合っていた。


『………にしても、今時あんなのがいるとはなぁ…、』


金なし親なし友達なし

今時そんなの

フィクションでしかみたことない。


『世の中にはやっぱりろくでなしがいるもんだねー…、』


そんなことを考えながら

キーボードをカタカタしていると

スマホの画面がパッと明るく光った。
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