星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
私は近づき手を握った。

「よかった·····」

私がそういうと優希さんは

動かすのが大変そうな手で

頭を撫でてくれた。

私が笑うと優希さんも笑ってくれた。

声を出すのが

大変になったみたいだけど

優希さんは笑ってくれてる。

それだけで十分だった。

私はその日、

優希さんが寝た後も

面会時間まで一緒にいた。
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