星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
暗い道を1人で走った。

瀬戸さんが追いかけて

来れないように、

もう一生、会わないように。

体力が限界になり私は足を止めた。

足元に水滴が落ちた。

走ったから。

汗が落ちただけ。

なのに汗は止まらない。

目から溢れ出す汗は

止まってくれなかった。

気づきなたくなかった。

失いたくなかった。
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