星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
好きな本の話をして、

おすすめの本を読んで、

平和な空間が大好きだった。

瀬戸さんのことが嫌いなんじゃない。

優希さんとの思い出が

あの大切な日々が

なくなりそうで怖い。

翔兄に聞いたらきっと

そんなことはないって言うけど

私は1歩を踏み出すのが怖い。

深呼吸をして呼吸を整えた。

帰ろう、家に。

そして久しぶりに

優希さんがくれた本を読もう。
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