星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
楽しく過ごせるわけがないが

優希に安心して貰えるように

俺はバイトを始めた。

バイトと言っても喫茶店で

働くだけ。

自分で言うのもなんだが

案外向いている気がした。

そこでバイトの先輩

由香さんに出会った。

頼りになるのに

どこか抜けていて

放っとけないと思った。

優希の病院には

なるべく通っていて

バイトの話をすると

優希は喜んでいた。

自分がいなくても平気と

安心しているように。

実際バイトは結構楽しかった。
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