ケイト ノ ボウシ
毛糸の帽子をもらってから……私は夢をみるようになった……









またこの夢………






女の子を必死においかける―





私と同じくらいの年




いつも後ろ姿しかみれない……







何だろう……この夢………?








そういっていつも目が覚める…



寝ることは嫌だった…

起きたら私は、少しずつ何か出来なくなるから……



代わりに息苦しさが増えるだけ……



この夢が私に何を伝えようとしてるのか……その時はまだ分からなかったんだ……
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