ケイト ノ ボウシ

『千尋!!』





『え……!?』




夏鈴の声がした


女の子に追い付くってときだった…



……ちがう…夏鈴じゃない!



女の子の肩に千尋の手が触れた…



『あーぁ…追い付かれちゃった…!』



振り向いた顔は――



『夏鈴……!?』


に似てるけど…


髪が長く、ひとつに結んでいる…


『夏伊里…だね?』




ってことは…



私………


『死んでないよ?』


夏伊里が言った
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