ケイト ノ ボウシ
あれは‥‥確か私が5歳くらいのとき、私は肺炎で入院した。

その時仲良くなった女の子がいた。


名前と顔は覚えてない。

ただ………………


一緒にいてすごく楽しかったのは覚えている。



私が退院するとき、その女の子は皮の紐にとおった2センチくらいの蒼い石のペンダントをくれた。



おもちゃだと思われるかもしれない。

でもその女の子は、亡くなったお父さんからもらったと言った。


調べるてみれば水晶の一つだということが分かり、返そうと思ったらその子はいなかった‥‥


それから私はいつも身に付けてきた。

付けてると落ち着く感じがしたから。
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