りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生



「あはは、ごめんごめん。暗い話になっちゃったね!いーじゃん、もう誤解も解けてるんだから!!」


そう先輩が口にするから、なんとか笑いを作ってみせる。



「ねぇ!コウくんはケーコちゃんのどんなとこが好きなの?」


続けられる言葉に、飲んでいるビールを吐き出しそうになった。



「せ、先輩、やめて下さい!」

「……料理ですかね」

「あー分かる!ケーコちゃん女子力高いもんね!」

「えっ、そんな事ないですよ」

「あと、意外と積極的なとことか」

「えー!ケーコちゃん、夜はそうなの?」

「ちょっ、ちょっと!!な、何の話をしてるんですか??」


床の上には空になったアルコールの缶が何本も置かれている。
うわー。ミサキ先輩に飲まされて、この子も結構酔っ払ってるんじゃないの?



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