りんじん彼ジョ。～隣のお姉さんに襲われました～大人女子×専門学生

次の日、その次の日も、あの子と連絡が取れない日々が続いた。



「な、なんで……？」


スマホの画面に視線を落とす。
送った筈のメッセージは既読になっているのに、返信は未だに無い。


今までだって、お互いのタイミングが合った時に一緒に飲んでいただけだった。


そうなのだ。ミサキ先輩関係以外で合う約束をした事がない。


曖昧なやり取りはあるけど、はっきりとした口約束はなかった。
。


でも、ポストに郵便物がたまってるみたいだし。

まさか、部屋の中で倒れてるんじゃ……。



「コウ君？いないのー？」


心配になってインターフォンを鳴らしたところで、応答は無くて。

ドアを叩いても返事がある訳でも無く、静かで誰かいる気配が全くない。

どうしたんだろう――。