拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
あっという間に3か月がたった。
さすがに本配属後はこれでの集合研修やOJTとはわけが違う。今の私は与えられたことをやることが精一杯だ。
配属されてすぐの3か月間は、指導係の吉田さんのアシスタント的な仕事をしていたが、今回から社内の顧客システムの仕様変更の1パーツを任されていて、プログラムを担当してもらう外部のベンダーさんとのレビューも他の仕様を部内のメンバと合わせるのも基本的には私が一人で実施することになった。
指導係の吉田さんは自分の仕事もパンパンなのに、私が質問をすると、必ず手を止めて対応をしてくれる。レビュー内容も全部が不安でベンダに投げられた質問の回答も逐一吉田さんに聞く始末だ。
早くひとりたちをしなくては、と焦りがあるものの、間違った仕事をするのが怖くてつい時間がかかってしまう。
そのことに対して吉田さんは慎重なのは良いことだ、俺にはそれがなくて雑すぎていつも須藤先輩に怒られてた、と言ってくれている。
今日もベンダさんから今日中の回答がほしいと言われているのにも関わらず、コスト面を含めて考えるといくつかの回答案が出てくる。そこを相談したくて吉田さんを捕まえたいのだが、打ち合わせが長引いているらしくなかなか話す時間がない。
すると、隣の部門から足早に須藤さんが近づいてきて私に声をかけてきた。
「どうした?吉田から佐多さんが悩んでるって」
吉田さん、自分の時間が空かないのを気にして須藤さんに声をかけてくれたんだ・・・。
「すみません、今日中に回答したい内容でご相談したいことがあって。」
須藤さんもいつも複数の案件を抱えていて忙しいだろうに、時間を割いてくれて申し訳なく思い、つい早口で相談内容を伝えると、私が考えてた案に対して、それぞれのデメリットを言われた。そのうえで私が案を出すと、そうだね、俺の案と合うから吉田のOKがでたらその回答でいいと思う、といい、私のパソコンを見ると、ちょっといい?と私が作成途中の仕様書をしばらく眺めていた。
「随分パーツが長いところを担当してるんだね」
「やっぱりこれ結構長めですよね?」
「うん。新人が担当するには難しい方だと思うよ。佐多さん頑張ってるね」
私からしたら須藤さんは神のような存在と言っても過言ではないくらい、システムのプロだ。そのような先輩に褒められて、つい胸がざわつき喜びが湧き上がってくる。
「自信なくて・・。吉田さんには大変お世話になってます」
さすがに本配属後はこれでの集合研修やOJTとはわけが違う。今の私は与えられたことをやることが精一杯だ。
配属されてすぐの3か月間は、指導係の吉田さんのアシスタント的な仕事をしていたが、今回から社内の顧客システムの仕様変更の1パーツを任されていて、プログラムを担当してもらう外部のベンダーさんとのレビューも他の仕様を部内のメンバと合わせるのも基本的には私が一人で実施することになった。
指導係の吉田さんは自分の仕事もパンパンなのに、私が質問をすると、必ず手を止めて対応をしてくれる。レビュー内容も全部が不安でベンダに投げられた質問の回答も逐一吉田さんに聞く始末だ。
早くひとりたちをしなくては、と焦りがあるものの、間違った仕事をするのが怖くてつい時間がかかってしまう。
そのことに対して吉田さんは慎重なのは良いことだ、俺にはそれがなくて雑すぎていつも須藤先輩に怒られてた、と言ってくれている。
今日もベンダさんから今日中の回答がほしいと言われているのにも関わらず、コスト面を含めて考えるといくつかの回答案が出てくる。そこを相談したくて吉田さんを捕まえたいのだが、打ち合わせが長引いているらしくなかなか話す時間がない。
すると、隣の部門から足早に須藤さんが近づいてきて私に声をかけてきた。
「どうした?吉田から佐多さんが悩んでるって」
吉田さん、自分の時間が空かないのを気にして須藤さんに声をかけてくれたんだ・・・。
「すみません、今日中に回答したい内容でご相談したいことがあって。」
須藤さんもいつも複数の案件を抱えていて忙しいだろうに、時間を割いてくれて申し訳なく思い、つい早口で相談内容を伝えると、私が考えてた案に対して、それぞれのデメリットを言われた。そのうえで私が案を出すと、そうだね、俺の案と合うから吉田のOKがでたらその回答でいいと思う、といい、私のパソコンを見ると、ちょっといい?と私が作成途中の仕様書をしばらく眺めていた。
「随分パーツが長いところを担当してるんだね」
「やっぱりこれ結構長めですよね?」
「うん。新人が担当するには難しい方だと思うよ。佐多さん頑張ってるね」
私からしたら須藤さんは神のような存在と言っても過言ではないくらい、システムのプロだ。そのような先輩に褒められて、つい胸がざわつき喜びが湧き上がってくる。
「自信なくて・・。吉田さんには大変お世話になってます」